子育て主婦ユルのひとりごと

アラフォー主婦のユルです✨日常の覚書や旅行先の美味しいお店などまとめていきますYouTubeやってます✨☺️

【出産レポ】コロナ禍での予定帝王切開での出産記録

こんにちは、ゆるりです!

今日は出産当日の様子を記録も兼ねて事細かにお話できたらと思います。これからお産の方など参考になれば嬉しいです。

コロナ禍での面会制限

コロナ禍ということもあり、自分の分娩予約した病院ももれなく面会制限がありました。

内容としては

面会人数は手術当日のみ、代表者1名のみ
面会時間は15分程度
翌日以降、退院日までの面会不可
退院日は手術立ち会いの1名のみ来院可

こんな感じと言われました。
厳しいようですがだいぶコロナがヤバい状況下で相当譲歩していただいた内容だと感じています。

5月頃に高校の同級生が出産したのですが、その際には面会一切禁止で、出産から退院日まで誰とも会えなかったと聞きました。

「産後の1ヶ月検診まで旦那さんは赤ちゃんに会わないと約束できますか?」と分娩予約時に言われた妊婦さんもTwitterで複数人見かけました。

医療現場としてもクラスター出したらその他の妊婦さんの入院が出来なくなる状況下なので、仕方ないのですが、我が子の生まれる瞬間に誰もいないのは不安だし寂しいですよね😢

出産当日。最後の送迎

いよいよ出産当日。
旦那は仕事の関係で出張先から手術時間の13時頃にダイレクトに来てくれることに。

当日は最後の健診もふくめ朝の9時までに来院というスケジュールだったので、病院の目の前まで母親が車で送ってくれました。
この妊婦生活の中、健診が毎回平日で車じゃないと通えない場所だったので相当母親にお世話になりました。「コレで送迎最後だ!頑張れ」っていいながら見送ってくれました。

「コレ、パパだから!お守りに持ってって」とちっちゃいワンコのぬいぐるみを手渡したくれました。

私の父親は私が社会人になって間もない頃に亡くなりました。52歳という若さでした。
母と父とぬいぐるみにどんなエピソードがあったかは特に聞けなかったのですが、父の形見を持たせて頑張れ!と送り出してしてくれました。

この両親の娘で良かったなって思います。
自分が母になる当日に、父母に感謝。

当日の健診と心音検査の状況

「今日から入院です。」と受付で伝えると
スーツケースを受付で預かってもらい先に健診に移りました。

検査は通常通り。
その後の流れを簡単に説明され、助産師さんが迎えに来てくれて、一旦手術前の待機部屋みたいな部屋に通されました。

そこでは分娩着とスリッパなど産院で用意してくれたセットがあり、分娩着に着替えるようにいわれました。浣腸を飲むよう促され、その後に最後の心音検査へと移りました。

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心音検査は、実は1週間前に一度異常と判断されて
「心音が弱まってるのでまた翌日見せに来てください。その際にそのまま入院、緊急帝王切開になる場合があります。」と伝えられました。

幸い翌日の検査で問題なかったので入院が早まることはなかったのですが心音検査に入るのがドキドキでした。

心音検査がスタートして、最初は元気にトクトクという心臓の音が聴こえてましたが、数分後・・

医療系ドラマでよく聴くような心拍数が下がった時の危険ブザーみたいな音が鳴り響いて、けたたましい音にややパニック気味でナースコールを連打しました。きっと連打の意味ないんですが、、焦ってました。

すぐ助産師さんが来て調べてくれたんですけど
「今、赤ちゃんが苦しいってサインが出ていたようで、今医師に指示をあおいでいます。」と説明されました。

その後もう一度心音の再検査が行われましたが、異常値は出なかったので予定どおり14時以降に手術の予定となりました。

病院側からも旦那さんは早く来られても中に入れれないので、ギリギリに到着して欲しいと言われてたのでまだ到着していなくて、最悪到着前に手術開始する覚悟をしましたが、一旦出産に間に合わない事態は免れました。

そうこうしている間に旦那が受付に到着。
到着してからも外来が途切れないと手術開始出来ないようで、結局手術スタートしたのが大幅に押して15時頃だったと思います。


手術スタート〜出産まで

心音検査は結局安全をみて、手術スタートの数分前まで続きました。
私自身も息子の心音が途切れてしまわないかすごく怖かったのでずっとか弱い心臓の音を聞いていたかったです。

手術開始10分前くらいに待機部屋の外のベンチで旦那との手術前の面会をしました。
人生で初めての手術だったので旦那の顔を見れてすこし安心しました。

いくつか会話したあとにすぐ呼ばれて手術室へ案内されました。帝王切開なので旦那は手術室前まで見送ってもらいました。

マスクを取るように指示されて、手術台に登るといつも検診いただいてる先生とその旦那さん、助産師さんが5名以上いました。

今回、腰椎麻酔という背骨の辺りから入れる下半身の麻酔で切開施術をして、赤ちゃんを取り出したら全身麻酔をかけるという内容での帝王切開手術でした。

背中を丸める体勢をとって背骨と背骨の間に腰椎麻酔を打ったあとだんだん感覚がなくなっていきました。
顔にもふんわりと布?みたいなものがかかって手術がスタート。

手術はスタートしてわりとすぐ。

オギャア!オギャアー!オギャアーー!!
と赤ちゃんの産声が手術室に響きわたりました。
おそらく開腹してから10分も経たないうちだったとおもいます。

帝王切開でも赤ちゃんって泣くんだな」とわりと冷静にその産声を聴きながら、ホッとしました。

痛みは麻酔が完全に効いてたので全くなかったです。
お腹に空気が勢いよくはいってる感覚があって空気で無重力が体験出来るタイプのアトラクションに入ってるような感覚でした。(伝われw)

「赤ちゃんの首にへその緒が2回巻きついてたよ。あぶなかったね。」

女医さんの教えてくれました。
へその緒がそんな危険な状態でもエコーには写らないようですね。
心音検査で苦しそうだったのもそのせいかもと。何度も苦しい思いをしたのかなと思うとグッときました。

私は39歳で高齢出産なので、最初から帝王切開を勧められて赤ちゃんのリスクを考えてその決断をわりと早い段階にしてましたが、自然分娩にこだわっていたなら赤ちゃんが危険だったかもしれません。

おそらく途中から緊急帝王切開に切り替えられてたのかなと思うと、、自分も2度苦しかったと思うので、予定帝王切開で37週目で産んでいて良かったです。

苦しい思いさせてごめんね。
元気に生まれてきてくれてありがとう。

出生記録として

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  • 2021.09.01(pm3:42)
  • 2935g
  • 42cm

待望の男の子を出産しました。
本名は伏せますがRくんという名前です。

手術室前の待合のベンチで待っている旦那の方に助産師さんが赤ちゃんを連れてって見せにきてくれました。ガラス越しですが、息子誕生の瞬間を見届けられて嬉しかったです。

「よく頑張ったね。」
そんな旦那の声がビデオカメラに入ってました。
すぐに新生児の保育器にいれられてその様子も待合からみれるようになってました。

出張もちょうど重なって忙しい中病院に駆けつけてくれた旦那に感謝。予定帝王切開じゃなかったら簡単に休めないほど忙しいので、そういう意味でも息子誕生の瞬間を見せれて良かったです。

麻酔が切れてからの話

産まれてすぐ、助産師さんが赤ちゃんを見せに来てくれました。
その後は全身麻酔がすぐ打たれたようで手術台以降の記憶は全くないです。

次に目を開けた時にベッドの上でした。
その日は相当介助が必要なようで、ナースステーションのすぐ近くのたこ部屋で1人でした。

旦那がまだ傍にいてくれて目覚めたらベッドの横にいました。
旦那の面会は15分と聞いてましたが、それよりはずっと長い間居てもらえた気がします。
コロナ禍でも最大限配慮いただけて嬉しかったです。

それからまもなくして、看護婦さんが迎えにきて旦那が帰って行きました。

麻酔がしばらく効いてたので、旦那が来た時は特に痛みはなかったのですが、しばらくして麻酔が切れてきて激痛が・・。

腕に常時流れるタイプの鎮痛剤入りの点滴を通されてましたが、その他にもうひとつ左手にプッシュボタン付きの鎮痛剤を持たせてくれてました。

常時流れてるはずの鎮痛剤が全然効いてる感じがせずに、激痛で一時間に一回以上の頻度で鎮痛剤のプッシュボタンを押しまくりでした。
それでも痛かったです。

さらに、帝王切開だと悪露が外に排出しづらい関係のようでしたが、切開したすぐ上あたりを30分に一回ぐらいの頻度でグリグリと押しにくるようになって、その度に唸り声をあげていたのでまるで拷問でした。

術後は帝王切開のがキツイと聞いてましたが思ってたより相当キツかったです。

帝王切開だと下から産んであげたかったみたいに後悔してるような方見かけますが、こんなキツイ思いして産んでる時点で帝王切開もほんと立派なお産だなと思います。

世の全てのお母さんが頑張ってます。
頑張って産んだ命だからこそとびきり愛おしいです。

コレが私達夫婦がお母さんお父さんになった日の記録です。この日の事は細かく残しておきたかったので長々と失礼しました。

Rくん。お誕生日おめでとう。
これから毎年お祝いしていくね。

私達のところへ生まれてきてくれてありがとう。