【出産時】コロナ禍での妊婦の環境変化

こんにちはゆるりです。

いきなり出産レポを書こうとしますたが、まずはこの当時どんな環境だったかという話しを自分がわかる範囲で記録も兼ねてお話できたらとおもいました。

<h2>コロナ禍での出産と妊婦を取り巻く環境</h2>

コロナが蔓延してからもう一年半を超えました。この当初はワクチン接種が開始し始めてその話題で持ちきりでしたが、デルタ株の猛威によって去年とは比べ物にならないほどの感染者数を叩き出し、医療現場がひっ迫が止まらないそんな状況でした。

そもそも不安な状況下の中、出産の1ヶ月前くらい前に、ある事故が起こり妊婦を取り巻く環境も空気感も一変しました。

千葉県にて、コロナにかかってしまった妊婦が病院に受け入れてもらえず自宅で早産し、乳幼児が亡くなるという事故でした。

以下事故のニュース抜粋です。
<blockquote><p>千葉県柏市で新型コロナウイルスに感染して自宅療養中の３０代の妊婦が早産し、男の赤ちゃんが死亡した問題で、県は２０日、女性が早産した１７日に少なくとも９カ所の医療機関に入院を断られたと明らかにした。産科医療に対応できる周産期母子医療センターなどに打診したが、いずれも満床や患者対応中だったという。</p>
</blockquote>
<q cite="https://www.tokyo-np.co.jp/article/125753" > 東京新聞より抜粋 </a>

医療従事者の方々も必死に対応していたと思うので、それくらい厳しい状況だったと思いますが、妊産婦と普通の患者さんの区別はなく同じように自宅療養をさせてしまった結果の事故でした。

自分がもしコロナに感染したら、同じ目にあって無事に子供を産めないかもしれない。そんな不安が私を含め妊婦さん達はとても不安な日々を送ったと思います。

そしてこの死亡事故が問題視されたことがきっかけになり「ワクチンの妊婦優先接種」など急に妊婦へ早くワクチンを進める動きが出て来ました。
Twitterで作ったマタ垢をみても「ワクチン打ってきた！」というマタ垢さんのTwitterが目立つようになって来ました。

私もその頃にワクチン予約の紙が郵送されてきたところでしたが、既に臨月近かったため出産までに2回接種終わらないタイミングだったのと、もし今ワクチンの副作用で高熱が出たとしても妊婦なので解熱剤が飲めないときいていたので、出産するまでワクチン接種を控える決心をしました。

結果的に何事もなく生まれたからよかったものの、この選択が必ずしも正解ではなかったと思います。
そんな葛藤の中今もたくさんの妊婦さんがいると思うと、一刻も早くこの蔓延状態から脱してほしい。そう願うばかりです。